わいわい、がやがや、みんなでリサイクル

株式会社山善 東京営業本部
本部室 室長 能崎正人
人事総務部 部長 山崎公明
人事総務部 係長 永山隆二
営業経理部統計科
情報システム担当 主任 小出正樹
人事総務部 野村美幸

 
今年度よりオフィス町内会に入会した株式会社山善を訪ねました。
同社の第一印象は、元気の良さ。取材に応じてくれた5人の方々に、活気あるお話を聞いてきました。

 

横断するリサイクル
「以前から古紙の分別に取り組んできましたが、紙のリサイクルを見直してみようということになり、ホームページでオフィス町内会のことを知りました。環境的にもコスト的にも良さそうで、先のことを見つめた活動だと思い、さらに、他の企業の方々とのつながりを持ったリサイクルという点に興味を持ち、導入の検討を始めました。事務局との打ち合わせでは、さまざまなことに気づきました。たとえば、以前の回収会社は感熱紙も回収していましたがオフィス町内会では不可だったり、機密を守ってリサイクルできる仕組みがあったり、ようするに紙がきちんと循環する良質のリサイクルに取り組んでいることが分かり、参加を決定しました。
導入はスムーズでした。当社ではグループ会社も含めて約1400人が業務に携わっていますが、そのうち500人くらいが何らかの環境活動に携わっています。みんなでわいわいがやがや言い合いながら、部門を横断して全社的に環境活動やリサイクルに取り組む体質があったからだと思います。若い社員でも、間違ったリサイクルをしていれば、部長を叱ったりしていますから。」
 
一人ひとりのエコアップ
「現在紙の分別は6種類ですが、新聞紙はリサイクルではなく、工具のパッケージの緩衝材としてリユースしています。身近なところでは社内にグリーンリユースBOXと名付けた手製の箱を設置して、使わない文具を持ち寄り、必要な人は新品を使う前にまずこの箱の中のものを使うようにしています。また、グリーン商品の購入については現在、文具・クルマ・OA・印刷物など8分野で取り組んでいます。
リサイクルは言われたことをやるのではなく、みんなで盛り上がって、一人ひとりが主体性を持ってどう取り組んでいくか考えることが大切だと思います。それが、継続することや将来につながっていく鍵だと思います。」
〈平成14年 会報15号より抜粋〉

 

 


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