普及啓蒙活動の必要性
古紙のリサイクルは古紙を回収するばかりではなく、分別回収された古紙が再生製品となって多くの人に使用されて、はじめてその輪がつながることになります。
 

1.古紙リサイクルの「輪」の完成→再生紙の使用拡大が不可欠
※回収した古紙をメ−カ−サイドのストックヤ−ドにだぶつかせることなく、的確に再生紙として再生産するため、市場の中でその使用拡大を促すことが重要です。

2.オフィスで最も身近なコピー用紙に着目(平成6年〜)
 
平成6年当時のコピ−用紙市場は、天然パルプ紙またはそれと白さが変わらない「白色度80%」の再生紙がシェアの大部分を占め、環境のためにちょうど良い白さである「白色度70%」の再生紙はほとんど普及していない状況でした。
 
※「白色度80%」再生紙…製本所等で発生する裁断損紙が主な原料となるため、新聞古紙など市中から回収される一般の古紙の活用にはつながらないばかりか、漂白剤等の薬品をより多く使用するため環境負荷が大きく、また生産コストも割高になります。

オフィス町内会の発想
●コピー用紙はそんなに白くなくてはならないのか
●ユ−ザ−の「白さ」に対する過度なこだわりがなくなれば、白すぎず、
 環境面・価格面で優位性を持つ「白色度70」再生コピー用紙が普及する。

3.「白色度70運動」の展開 〜ちょうど良い白さ=「白色度70」再生コピー用紙の普及啓蒙〜
 

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